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13歳の単身セブ島ホームステイ体験記2 どうする?単身渡航

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去年の夏、私たち親子はセブ島で長期ホームステイをしました。

家族で6週間滞在したあと、帰国する直前に、長女が「一人で残ってもっと英語を勉強したい」と言い出しました。そしてそのまま一人で6週間近くホームステイをして帰ってきたんです。

それが、12歳の単身セブ島ホームステイ。

 

そして今回、長女は再び単身ホームステイに挑戦することになりました。

前回の記事「13歳の単身セブ島ホームステイ体験記1 どうする?学校」の続きです。

 

15歳未満の子どもは親の同伴なしに入出国ができない

 

フィリピンの法律では、15歳未満の子どもは親と一緒でないければ入国も出国もできません。

これは人身売買や誘拐などの犯罪を防ぐため。

だけど特別な手続きを取ることで、親以外の大人と一緒に入国したり、単身で入国できるようになります。

その手続きがWEG申請(Waiver of Exclusion Ground)です。

 

さらに、この申請をしても飛行機に乗れなければ渡比できません。

飛行機会社がそれぞれ設定している、単身で飛行機に乗れる年齢制限についても調べる必要があります。

フィリピン航空もバニラエアも大丈夫そうだけど・・・。

節約のために一人で渡比してもらおうと調べ始めると、なかなか面倒な手続きが待っていました。

 

 

まずは、子どもが一人で入国するためのWEG申請を調べる

 

前回長女が一人残ってホームステイをしたとき、帰りは私が迎えに行きました。

飛行機チケットが往復でも3~4万円程度だったので、WEGの申請料金と大して変わらなかったからです。

 

そう、WEGの申請料ってすごくお金がかかるらしいんですよ。

戸籍謄本を英訳して公証役場で認証してもらい、他の書類をそろえてフィリピン大使館へ。

そうすると最低でも3万円ほど、戸籍謄本の英訳を依頼したらさらに増額!

そして入国の際にWEG申請費用を支払う必要があるらしいのですが、入国審査までにどこでフィリピンペソに両替すれば良いのか調べる必要があって、両替の費用もかかりそう。

えーーーー面倒。

 

でもWEGの申請が送りの1往復分のチケット代ぐらいなら、迎えの1往復分が浮くわけだしなぁ。

うーん、悩みます。

 

WEGを申請して単独渡航させるか、2往復して送り迎えするか

 

成田空港までは私が送るし、セブ島のマクタン空港まではホームステイ先のファミリーが来てくれる。

出国審査と入国審査に問題がなく、飛行機が順調に飛べば一人でも行けるでしょう。

バニラエアを利用するつもりなので、受付も機内も日本語が通じます。

何とかなる、とは思う。

 

だけどあれこれ心配しだすとダメですね。

他の大人が付いているわけじゃないから、やっぱり緊急のトラブルが心配です。

語学学校のツアーのように他の大人と一緒であれば、WEGを申請して渡航させるでしょう。

 

だけど、

 

WEGの申請が抜かりなくできるか、

できたとしても無事入国できるか、

誘拐の危険はないか、

緊急のトラブルにどう対策をとるか、

 

などなど考えて心配するよりは、今回は私も一緒に往復して送ることにしました。

単独で海外に渡航するのは、一人で対応できる力がついてからだね。

 

次回は、飛行機チケットについてです。