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13歳の単身セブ島ホームステイ体験記1 どうする?学校

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去年の夏、私たち親子はセブ島で長期ホームステイをしました。

家族で6週間滞在したあと、帰国する直前に、長女が「一人で残ってもっと英語を勉強したい」と言い出しました。そしてそのまま一人で6週間近くホームステイをして帰ってきたんです。

それが、12歳の単身セブ島ホームステイ。

 

そして、今回、長女は単身ホームステイに挑戦することになりました。

 

と言っても、準備はこれからなんですが。

もしも渡航も一人で行く場合、15歳未満が単身で渡航するには、フィリピン大使館での特別な申請が必要です。すでに7月下旬なので、チケット代も高いことだし、ホームステイは9月以降になるかも?

夏休みにホームステイの手配を始めるってどういうこと!?って声が聞こえそうですね。

 

これから手続きの方法を調べて、短期留学ホームステイの準備をしていくので、こちらにも情報をアップしていこうと思っています。

 

なぜ中学2年生で海外単身ホームステイ?

 

これまで、高校生や大学生が行くことが多かった海外留学ですが、小中学生の間にも広がりを見せています。

 

少子化で間口を広げたい業者の影響もあるでしょうが、早い時期に海外に行くことのメリットを感じる親御さんが増えているんでしょう。私もその一人です。

 

小中学生の間に他国の文化に触れることで、日本に帰ってから、自分が学んでいることが何につながっているかをイメージできるようになる。

 

短期の留学で英語ができるようになるわけではないけれど、帰国した後に英語を勉強する時に、その先に「人」がいることをイメージできるようになる、点数を取るための勉強じゃなくなる。

「学びの先をイメージできるようになる」価値はとても大きいと思います。

 

留学時期について、長女がもう一度ホームステイをするなら中学2年生の間だな、と思っていました。

来年は受験生だから、もしかしたら受験に本腰を入れたくなるかもしれないし、そうなるとゆっくりホームステイができるのは中学2年生の間です。

東京都の場合、都立高校の受験に必要な内申点は3年生の成績からつけられます。つまり2年生の間は受験に影響しない。(制度上は)

 

そこで、海外に住む親せきの家にホームステイを調整してもらっていたんですが、仕事の関係で実現はまだしばらく先になりそうです。

すでに夏休みに入ってしまったから、今から別のホームステイを考えるのも難しいなーと、2年生のホームステイは保留になっていました。

 

 

もう一度セブ島のファミリーに会いたい

 

そんな時、通信高校の情報交換会に参加して、昨年のセブ島留学の話をする機会がありました。

子ども達も同席していたから、帰ってから「また行きたい」コールが止まない止まない。

 

長女はもうずっと前から「またセブ島にホームステイ行きたい」って言い続けていて、今回さらにその気持ちが強くなったみたい。

希望は叶えてあげたいけど、さすがに皆で行くお金は無いし、長女一人で行くとしても親の付き添いが必要だしと、金銭的な部分で悩んでいました。

 

そんな時、去年の写真を見ていたら、長女が一人でホームステイしていた時の写真が出てきました。

久しぶりに見る写真の、その表情が本当に楽しそう!

家族の一員になって、年上のお姉さんとおしゃべりしたり、自分よりずっと年下の子ども達と遊んだり、踊ったり、英語の先生と勉強したり。

 

長女はレジャーに行きたいわけじゃなくて、英語を真剣に学びたいと思っていて、そして家族同然に迎えてくれたファミリーに再会したかったんだ、と写真を見て思いました。

 

1年前に長女の心を充電してくれた家族に、もう一度会わせたいな。

 

たしか、15歳未満の子どもが親同伴せずに渡比する時の手続きがあったはず。一人で往復してくれば、親の2往復分のチケット代はかからない!

「一人で飛行機乗って行ける?」と長女に聞いたら、「うん!」と嬉しそうに答えました。

 

よーし!

 

いつ行く?学校どうする?

 

夏休み中であれば、学校のことを気にする必要はないんですが、一応は1学期は登校して力試しした長女、意外と2学期も成績を取りに行きたがるかも。成績取りたいなら学期中は休まないほうがいいし、休むとしても学力テストは受けるようにした方が良い。

こればっかりは本人次第です。

 

先日の「通知表の件」で、評価がどうしても気になってしまう事を実感した私です。セブ島にいつ行くか、という問題も関わってくるので、長女と話し合いをしました。

つまり、「通知表を受け取らない」という選択について。

 

「長女の通知表 私の通知表」で書いたように、通知表を受け取って、内申点を気にする勉強をすると

〇余計な介入を招く

〇学びそのものの楽しみが阻害される

というデメリットがあるよ、

 

 

〇受験するのであれば、通知表を貰うことで早めに対策を立てられる

というメリットがあるよ。

 

そして「通知表をどうするか」「2学期をどう過ごすか」によって渡比のタイミングが変わるよ、という話をしました。

 

通知表を受け取らないという選択は、長女も納得していたようですが、それ以上に「2年生の成績が受験に使われるわけではない」という事が衝撃だったようです。

「なんで2年の1学期で頑張っちゃったんだろう!あの運を3年生で使えばよかった。」と言っていました。

確かに、今回は久しぶりに登校して頑張ったから、少し甘い判定をもらえていたのかもね。

 

渡比の日程ですが、「じゃあテストにはこだわらない。チケットの安い日で良い」と言っていました。

 

受験するしないは、いろいろ見た上で自分で決めると良いなと思っています。とりあえず、明日は高校見学の日です。

 

 

通知表も成績分布図も受け取らないことにする

 

長女も「通知書はプレッシャーになるな」と、通知表を受け取らない事で意見が一致しました。

テスト結果を学年全体でグラフにした表ももらわない。上位何%か?ってどうしても気になってしまうから。

 

長女だけのことではなく、家庭として通知表を受け取らない事を方針にしようと思います。

 

テストは自分の理解度がわかれば良いだけ。

評価から離れるのは、のびのびと学びを楽しむために必要なことだと思います。

 

いよいよ手続きだー

右も左もワカラナイ状態ですが、ボチボチやっていこうと思います。

昨年のホームステイ体験記もボチボチ書いて行きたいと思っています。