Educational Buffet!

学びをえらぶ 自分で決める 環境をデザインする 家庭ベースの教育ブッフェ

うちの教育ブッフェ Educational buffet 今日も自由に選んでます

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今年も半分が終わり、1学期も終わりに近づいてきました。

我が家のフリーダム3姉妹は、相変わらずその時の気分で「勉強のカタチ」を選んでます。

今回は、2018年6月末時点での、子どもたちの様子です。

 

以前の記事「ようこそ教育ブッフェへ!Welcome to our educational buffet!」で書いたように、我が家では、学校・フリースクール・家庭・習い事など、様々な社会資源を組み合わせて、子ども自身が選ぶ形をとっています。

 

 

長女、本気の学力テストで満足してしまう

 

長女は小5の起立性調節障害による長期病欠、

小6のいじめ問題、その後の最高に楽しい学校生活、

中1の選択的不登校(積極的ホームスクーリング)を経て、

中2からはほとんど休まず学校に行っています。

 

先日は仕事体験として、保育園で2歳児クラス24名のお世話を手伝いに行きました。

毎日すごく楽しそうでした。

 

声かけも上手にしていたみたいだし、一方的に体を持ち上げて運ぶという行動もしないよう気をつけていたみたい。

保育園が遠方にあり、バスの本数も少ないので心配しましたが、「皆と話しながら行くのが楽しみだから」と言ってバスで通っていました。

 

私「無理せず休めばいいのに。先生の言うとおりにする癖がつくと、将来ブラック企業で過労死するか鬱になるよ。」

長女「楽しくてやってるからいいの!行きたくて行ってるの!」

 

そんなウキウキの長女。

1学期の学力テストも頑張っていました。

1年生ではテストだけ受けていたので、授業に参加した上でテストを受けるのは今回が初めて。

 

帰ってくると自分で黙々と勉強を進めて、わからないところは「とある男が授業してみた」で補完する。


あまりに一所懸命なので、「テストに満足して、学校にも満足して、またホームスクーリング始めちゃったりして」とさえ思っていました。

結果はまあまあ、良いほうだったと思います。

 

点が取れなかった音楽も、今度ピアノの得意な友だちに教えてもらうことになったそう。

「点とりたい」って気持ちがあるんだなー。

 

ちなみに、今のところ通信高校が有力候補なので、進学に向けてと言うより、ゲームの攻略に近い感じじゃないかと思います。

 

長女は、もともと特別に勉強ができる子だったわけではなくて、成績はいつも真ん中ぐらい。(多分)

6年生ぐらいから急に伸び始めたのは、ホームスクーリングで自分のペースやスタイルが確立したことと、その中で勉強そのものの楽しさを知ったおかげだとおもいます。

 

で、案の定

「学校はすごく楽しいんだけど、ホームスクーリングも楽しいから迷う~」と言い出しました。

 

まぁ、学校に行く行かないより、勉強の面白さ、学びの楽しさ、を知っているかどうかのほうが、後々の人生への影響って大きい。

その意味では、長女は勉強(他人の作ったゲームの攻略)と学び(世界を興味のままに掘り起こす作業)の楽しさを知っているので、安心ではあります。

長女はこれからもマイペースでやっていくでしょう。

 

 

次女 ガラスの心臓に毛が生えてる、デリケートなアナーキスト

 

梅雨の時期なると、場面緘黙症が前面に出てくるらしい、次女。

 

4月ははりきって学校に行っていたけれど、あっという間に疲れて「自分にはホームスクーリングが合っている」と、給食だけの登校に。

そして、梅雨の時期になって恥ずかしくなったのか、「給食ももういらない。止めて」と言い出しました。

 

そうかと思うと、「もうすぐ全国の学力テストだから参加する。」「当日いきなり行かずに、前日から学校に行ってみる」と決めたり。

 

明日は午後から学校に行くそうですよ。

今度また担任の先生が、去年に引き続きで放課後の図工活動を一緒にやってくれる事にもなりました。

 

 

普段は、たまにフリースクールに行ったり、自宅で勉強や動画作りにいそしんでいます。

次女はやるべき事を粛々とやるタイプで、朝食を食べるとすぐに勉強を終わらせます。

チャレンジタッチもすぐに終わってしまい、早く終わりすぎないように計画しながら進めているそうです。

ちょっと物足りないらしく、「やっぱり前やってたZ会をやりたい。」と希望を出してきたので、さっそく変更手続きをしました。

 

Z会は紙で勉強するコースと、ipadに配信するコースがあります。

以前はZ会は配信エラーが多くてストレスでしたが、少しは改善されたみたいですね。

 

今度、タブレット学習のレビューも書いてみたいな。

 

 

三女、気力?体力?集中力?が足りずに困ってる

 

気になるのは、三女ですねー。

お姉ちゃん達はベテラン不登校児で、自分のスタイルがあるし、いろんな大人に関わってもらっているから困る事が少ない。

三女は、まだまだ本人も自分のあり方を模索中だし、私も試行錯誤中です。

 

三女の困りごとは、人の気持ちを理解する能力が抜群に高いのに、記憶力や情報処理などの学習に必要な力がとても低い。

このアンバランスが、集団の中で辛さを感じる原因かなぁ?と思っています。

プラス書字障害で、授業そのものも負担感が強い。

 

さらに、昔から歩いたり体を動かすことが嫌いだった三女が、ここ最近特に「疲れた」「面倒」「眠い」と訴えて運動したがらなくなりました。

 

通級には通っているけれど、学校に行っていないので、通級とは別で専門的に見てもらえるところが必要かなと思っています。

今のところ、自己肯定感を育てる事を優先に、工作などの好きな活動に没頭するのが良いかなと思っていますが、それだけで良いのか?考えながら過ごしています。

 

次女の担任の先生からのアドバイス

工作が好きなら、作品についていろいろインタビューしてみる。

「これは何?どうしてこうなったの?」などなど、それも国語の勉強。

長さや角をしっかり図ったものを作るのは、算数の勉強にもなる。

工作一つでも、すべての学びができる。

 

なるほどー。

次女の担任の先生なら、介入にならずにさらっと提案して勉強につなげていけそう。

というわけで、次女の放課後図工タイムに、三女も参加させてもらうことになりました☆感謝!

 

ちなみに、三女の先生はちょっとコミュニケーション拒否気味なので、ほどほどの距離で付き合っていこうと思っています。

 

以上、2018年6月のフリーダム三姉妹でした!