土、根、芽、そして葉を伸ばす時が来る
現在、三女のサポートに苦労しております。
何をやるにも嫌がる、でも自分で考えた取り組みには何時間でも集中できる。
- 書字障害で勉強嫌いのホームスクーラー対応に苦戦中!
- 自己肯定感を育てる時期は、「自発的な学び」だけで過ごすのが吉?
- 学習障害もいろいろ、対応もいろいろ
- 子の育ちには時がある
- 「土、根、芽、葉、実」の時期
- 「土づくり」
- 「根を張る」
- 「芽が出る」
- 「葉を伸ばす」
- 「実がなる」
書字障害で勉強嫌いのホームスクーラー対応に苦戦中!
お勉強は断固拒否で、かろうじて取り組んでいたチャレンジタッチも止めることにしたそうです。
あ、あんなに苦労していろいろ試して探したのにー。
彼女に適した学びの環境って何だろう?
自己肯定感を育てる時期は、「自発的な学び」だけで過ごすのが吉?
三女は集中力とか発想力があるので、そこを存分に伸ばしていきたいと思います。
勉強に対する「やらされ感」をやわらげるためにも、無理に勉強させるのはやめて、自分の発想のままに活動するようにしています。
でも2か月の不登校で、ひらがなさえも忘れかけているうちの三女+書字障害アリ。
これで良いのかなーと悩みつつ、今は「見えないけれど根をはる時期」と割り切って見守ろうと思います。
学習障害もいろいろ、対応もいろいろ
三女は本を読むことと、キーボード入力して漢字変換をするのは正しくできてるから、読字はできてるんですよね。
書字障害と一言で言っても、いろいろ人によって現れ方が違うようです。
最終的には、基礎学習タイムを最低限+自由な自発的な学びタイム というお姉ちゃん達のスタイルに持っていきたいと思っています。
子の育ちには時がある
長女と次女のサポートをしていく中で、子どもは段階によって必要とする助け方が変わってくるんだなーと思いました。
段階というのは年齢や能力のことではなくて、心の状態というか土台の部分です。
その段階に合った支援を行えば、自然といつかは次の段階に進んでいく。
子ども自身が意識しないうちに。
子育てって、なんだか畑仕事みたいだなと思いました。(いつも草花を枯らしてしまう私が言うのもなんですが。)
「土、根、芽、葉、実」の時期
子どもに限らず、人間には「土、根、芽、葉、実」の時期があるんだと思います。
「土づくり」
「根を張る」
「芽が出る」
「葉を伸ばす」
「実がなる」
前の過程を飛ばして次に進むことはできません。
無理に次の段階を形だけやらせても、必ずどこかでひずみが出てしまう。
なので一つ一つ、時間がかかっても、忍耐強く整えて見守るしかないんですよね。
「土づくり」
周囲の環境作り。
大人側の干渉や期待が強かった場合は、大人の側の意識改革を。子を一人の独立した個人としてとらえ、信頼し見守る姿勢作り。
いじめ等の子ども同士のトラブルの場合は、子どもが安心して過ごせる環境作りを。徹底的に学校と話し合い、無理に登校させない。
人間関係でなく環境が合わない場合も、子どもに合った環境を作る。
「根を張る」
周囲の環境が整うと、ようやく休息をとることができるようになる。
閉じていた心の中がゆっくりと開いて、周囲にアンテナを張りだす。
けれど周囲からはわからず、何もしていないように見える。
何もしていないのでアプローチしたくなるが、あれこれ詰め込むことをせずに、ゆっくり休ませる。
「芽が出る」
小さなアクションを起こし始める。やりたい事を口にしたり、興味を持ったり。
引き続き見守り、サポートを頼まれたら十分に援助する。
まだ小さな「苗」の状態なので、静かに見守る。
「葉を伸ばす」
充電が満タンになって、どんどん活動する時期。
グングン伸びろ~
「実がなる」
長女が葉を伸ばし始めたところなので、実がなるって何に該当するのか、ちょっとわからないんですが、
本人が「できた!」「やった!」って思った事が、実と言えるのかもしれません。
苦労した分、本人が(ほんの小さなことでも)達成感を感じる瞬間を味わってくれたら、こんなに幸せなことはないですね!
ちなみに三女は毎日創作活動にいそしんで、毎日達成感を味わっているようです。
三女の場合、草花の栽培と言うよりイノシシの捕獲に近い毎日です。