NHK 世界へ発信!SNS英語術 Twitterでカジュアルに英語文化を楽しもう
今回は、NHKのカジュアルな語学番組「世界へ発信!SNS英語術」をご紹介します。
- SNS英語術 Twitterの投稿を、テーマの#ハッシュタグから紹介する英語学習番組
- 楽しいイベントから、影響の大きかった社会問題まで幅広くテーマを取り上げる
- Twitter上の最近の流行を、その背景も含めて紹介してくれる
- 人々のtweetから、英語圏の人々の感覚や考え方を身近に知る事ができる
- 略語についても紹介されていて、カジュアルな英語を知って距離感が縮まる
- 語学力向上というより、英語へのハードルを下げる、身近になる番組
SNS英語術 Twitterの投稿を、テーマの#ハッシュタグから紹介する英語学習番組
この記事でも少し触れましたが、「SNS英語術」は毎週のテーマを掘り下げて、Twitter上の投稿を紹介する番組です。
LGBTQ+についての回では、#Pride というハッシュタグで性的マイノリティについての投稿をいくつか紹介しました。
歴史的な背景も含めて紹介してくれているので、英語学習をしていない人でも、文化を知るという意味で楽しめる番組です。
楽しいイベントから、影響の大きかった社会問題まで幅広くテーマを取り上げる
番組ホームページの「過去の一覧」に、これまでのテーマが載っています。
下にいくつかピックアップしてみました。テーマの幅広さを実感していただけるかと思います。
#NeverAgain
今回のテーマは「#NeverAgain」。2月14日、アメリカ・フロリダ州の高校で銃乱射が起き、17人が犠牲になった事件を受け、アメリカの高校生が銃規制を求めて立ち上がりました。その声はSNSを通じて世界に広がり、わずか1か月あまりで、銃規制を求めるデモとしては過去最大規模に達しました。
#NationalSelfieDay
6月21日は「National Selfie Day(自撮りの日)」。アヒル口(くち)で撮ったり、家族や友人、ペットと撮ったり…。自撮り写真に添えられたユーモアたっぷりのツイート文とともに、楽しく英語を学びます。
#StarWarsDay
今回のテーマは「#StarWarsDay」!!
銀河を舞台とした壮大な物語で長年人気を誇るハリウッド映画、スター・ウォーズシリーズにちなんで、毎年5月4日、世界中でさまざまなイベントが行われます。
もともと、映画の中の名ゼリフのひとつ、”May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)”にちなんで、”May the Fourth (5月4日)”にファンたちがイベントを始めたのがきっかけ。
この日は、SNSでも#StarWarsDayや#MayThe4thBeWithYouなどのハッシュタグがたてられ、大いに盛り上がります。
Twitter上の最近の流行を、その背景も含めて紹介してくれる
「-LGBTプライド月間-」では、アメリカでセクシャルマイノリティーの権利を訴える運動が起こるきっかけになった事件を取り上げたり、マイノリティーの権利を訴えた議員が殺害された事件などを紹介していました。
「なぜ、今このような状況が生まれたのか」という部分も紹介してくれるので、今まで知らずにいた背景にも考えをめぐらすきっかけになります。
人々のtweetから、英語圏の人々の感覚や考え方を身近に知る事ができる
番組では極端な反応は紹介していないでしょうが、それでも様々なtweetからは、日本人とは違う文化背景を感じます。
これは一般のテキストでは感じらない部分ですよね。
例えば、プロム当日の高校生のtweetで「彼女が僕の目を通して見ることができたら、世界一美しい人を見るだろう」的な言葉を発信したり。
高校生が、なんて素敵な。
※録画を消してしまったので、うろ覚えです。ごめんなさい。
文化のバックグラウンドの違いを、ここまで感じることができる英語番組は、他に無いんじゃないかと思います。
略語についても紹介されていて、カジュアルな英語を知って距離感が縮まる
Twitterは字の制限があるせいか、略語がよく使われているようです。
正直、絶対わからない略語ばかり。
yearをyr とか y とかに略されてもなー、これで伝わるんだなー、と驚きます。
日本語もそうだけど、英語も生き物。
時代や場所によって、どんどん変化していくんだなと、そんな部分も英語を身近に感じ取れます。
語学力向上というより、英語へのハードルを下げる、身近になる番組
がっつりお勉強番組ではありませんが、楽しみながら英語への距離感を縮めてくれる番組です。
ぜひ見て楽しんでください!