NHK for schoolは、NHK for Home!
2回にわたって動画コンテンツのメリット・デメリットを見てきました。
でもどうでしょう。
不登校の時は、ただでさえ子どもの対応があるのに、動画のことなんて考えるヒマ無いですよね。
私もゆっくり振り返れるようになったのは3年たった今、ようやくです。
今回は、子どもだけで安心して見せることができ、かつ学びにもつながるNHKサイトをご紹介します。
- 困ったらまずはNHK for school!
- 学びに参加できる仕組みがたくさん
- NHK for schoolはなぜ、ここまで作りこんだサイトを作ったのか
- まずは大人がお気に入りを見つけよう
- 年齢に関係なく幅広く検索してみよう
困ったらまずはNHK for school!
あれこれ動画のリサーチなんてしてられない!と、そんな時にはこちら!
子供向けの良質な無料動画コンテンツでNHK for schoolの右に出るものはないでしょう。
授業の補助教材として放送されている教育テレビ番組、それを子どもも利用できるように、一部をホームページ上で公開しています。
学びに参加できる仕組みがたくさん
ホームページを見ていただくとわかりますが、動画を視聴するだけの一方通行な学びではありません。子ども一人で見ても参加型の学びができるように設計されています。
例えば高学年向け英語教材の「世界★友だちリサーチ」
こちらの「自習モード」をぜひ実際に体験してみてください!
オリジナル問題のレベルがめちゃくちゃ高くないですか?これがインターネット上で無料配信されているなんてビックリです。
自習モードがない動画でも、「たのしい、わらえる、ビックリ、かんどう、はっけん、なける」を1クリックで動画の感想を発信できます。
小さな振り返りだけど、小学校の低・中学年にはちょうど良いボリュームだと思います。
ほとんどの動画が10分程度なのも、これまたちょうど良いですね。
NHK for schoolはなぜ、ここまで作りこんだサイトを作ったのか
見れば見るほど、NHK for schoolを製作している人たちは子どもを取り巻く環境に強い危機感を持っている、
そして自分たちにできる最大限の仕事を提供してくれている、そう感じます。
いじめ、不登校、貧困、障害。
子ども自身にコントロールできない理由で子どもの学びが阻害されています。
そのことで子ども達は将来の基盤を築くことができない。
でも基礎学力と学びへの意欲があれば、子ども達は自分の可能性を次につなげることができる。
NHK for school は、「すべての子どもに学びを届けたい」という想いが集約されているサイトだと思います。
まずは大人がお気に入りを見つけよう
さてそんな良質な動画でも、子どもが興味を示さない場合だってあるでしょう。
そんな時も「さあ見よう!」と、いきなり子どもを画面の前に座らせるより、まずは大人がNHK for schoolのページに触れてみましょう。
そしてお気に入りを見つけたら、とことん楽しんでみてください。
親が楽しむ様子を見て、子どもが自分から興味を持つようになる、かも。
年齢に関係なく幅広く検索してみよう
NHK for schoolは学年別になっていますが、該当の学年以外を見てみるのもおすすめです。
ドキュメンタリー好きの三女は、中高生向けの動画も興味を持って見ています。
中高生向けでも難しくなく、とてもわかりやすく面白く作りこまれていますよ。
年齢や学校のカリキュラムにこだわらず、ピンときた動画をまずは視聴してみましょう!