セブ島のスラム火災を支援 Supports Cebu slum fire
我が家では、さまざまな社会資源を組み合わせて、子ども自身が「学ぶ場」「学び方」を選んでいます。
「教育ブッフェ Educational buffet」で、自分の生活に好きな学びをちょっとずつ。
社会問題から学ぶ、というのも大切にしたい活動です。今回は我が家の取り組みの一つを紹介したいと思います。
セブ島のスラム火災を支援
まずは、次女 福ちゃんの活動をまとめた1分52秒のスライドからご紹介します。
昨年、私たちがホームステイしたセブ島。
そこでお世話になったファミリーの親せきが、スラムの火災に巻き込まれて、家財道具すべてを失ってしまったと聞きました。
支援団体としてNGO団体 go shareさんが活動を開始していたので、ひとまず気持ちばかりの寄付をしました。
goshare-island.com
でも、それだけでいいのかな、という気持ちが残りました。
寄付以外に何ができる?
私
セブ島のファミリーの親せきがさ、住んでいたエリアが火事になって家が焼けてしまったんだって
次女 福ちゃん
そうなの?みんな大丈夫?
亡くなった人はいないみたいだけど、家だけじゃなくて、生活に必要なものが焼けちゃって、大勢の人が困っているらしいよ。
そっかー
とりあえず寄付を送ったんだけど、寄付以外にも、何かできることは無いかなぁと思って。
服とか食べ物を送ってあげたらどう?
そうそう、それも考えたんだ。でもさ、フィリピンに送るためにはかなりお金がかかるんだよね。
荷物を受け取って、仕訳けて、届けるって仕事をフィリピンにいる誰かにやってもらわないといけない。それにいろんな物を平等に配るのって難しいじゃない?
そっかー。じゃあ、いらない物を売って、それを寄付したら?
あぁ、それが良いかもね。まずはやってみようか!
私も片づけて売るものいっぱい出すよ!
こんな会話から、不用品を売って現金を寄付する活動にチャレンジすることになりました。
無理のない範囲で支援をする
もちろん物を送る支援はとても重要だと思います。
だけど、ある程度の規模が無いと、受け取り側の手間に見合った支援にならないと思ったので、これは除外。
「不用品を売る」というのも、ネットアプリやフリーマーケットで売れば高値で売れるかもしれない。
だけど、そこまでの手間をかけるゆとりは無かったので、リサイクルショップで引き取ってもらうことにしました。
無理をして疲弊してしまっては、次に続かない。「楽にできる範囲で」やるように気をつけました。
アイデアをカタチに
不用品を集めてみると、けっこうなボリュームになりました。
みんなでリサイクルショップに持ち込んで、ドキドキしながら待ちました。
買取価格は1200円ほど。
ネット銀行から振り込みをしたので、振込手数料は無料で全額寄付できました。
わずかな金額だけど、自分たちが動いて、実際に人のために募金できた経験は、子ども達にとって重要な経験になったと思います。
もう一つの支援は「伝えること」
小さなことでも、自分の活動を発信して周りに伝える、というのも一つの支援の形じゃないかな。
という事で、パワーポイントで次女と一緒にスライドを作って、それを次女が動画に加工しました。
もし、興味を持たれた方はぜひNGO go shareのHPにアクセスしてみてください。